「まだ介護なんて必要ない」そう思っていた母の姿勢が、少しずつ変わってきた
「最近、お母さんの背中が丸くなってきた気がする」
久しぶりに会った母を見て、そう感じたことはありませんか?
本人に聞いても、
「歳だから仕方ないわよ」
と笑っている。
まだ自分で歩ける。
買い物にも行ける。
友達と出かけることもある。
だから、
「まだ介護の心配をする年齢じゃない」
そう思っているかもしれません。
でも、実はこうした小さな変化こそ、見逃してほしくないサインです。
「歩けるけど、歩くのが大変になった」
高齢になると、いきなり歩けなくなるわけではありません。
最初は、
「歩くのが少し遅くなった」
「長く歩くと疲れる」
「階段がちょっときつい」
「背中が丸くなってきた」
「ゴルフの後半になると足が重い」
「旅行では以前より休憩が増えた」
そんな小さな変化から始まります。
本人は、
「まだ歩けるから大丈夫」
と思っています。
でも、その「少し大変」が積み重なると、
いつの間にか外出すること自体が億劫になってしまうことがあります。
そして、
「ゴルフはもういいかな」
「旅行は疲れるからやめよう」
「友達との食事も面倒になった」
と、少しずつ好きだったことから離れてしまう。
娘さんが本当に見たいのは「元気な親」の姿
娘さんが願っているのは、必ずしも
「長生きしてほしい」
だけではないと思います。
本当は、
「お母さんには、いつまでも好きなことを楽しんでほしい」
のではないでしょうか。
ゴルフが好きなら、これからもゴルフを楽しんでほしい。
旅行が好きなら、夫婦で旅行に行ってほしい。
友達とのランチが好きなら、いつまでも笑って出かけてほしい。
家に閉じこもるのではなく、
「今日はどこに行こう?」
と、自分の足で出かけられる毎日を送ってほしい。
だからこそ、介護が必要になってからではなく、
まだ動ける今の身体を大切にすることが重要です。
「運動」は、介護予防だけのものではない
運動というと、
「転倒しないため」
「介護にならないため」
というイメージが強いかもしれません。
でも、本当はもっと前向きなものです。
「これからも好きなことを楽しむための身体をつくる」
そのための運動でもあります。
姿勢を整える。
脚の筋力を維持する。
バランス能力を高める。
歩くための身体をつくる。
そして、自分の身体に自信を持つ。
そうすることで、
「もう歳だから仕方ない」
と諦めていたことに、もう一度挑戦できるかもしれません。
お母さんに「まだ大丈夫」と言われたら
もし、お母さんが、
「別に困ってないわよ」
と言ったとしても、無理に運動を勧める必要はありません。
「介護にならないために運動しよう」
ではなく、
「またゴルフ行ける身体にしようよ」
「旅行でたくさん歩けるようにしておこうよ」
そんな声かけでもいいのです。
「できなくなったこと」を取り戻すためではなく、
「これからもやりたいこと」を続けるために身体を整える。
そのほうが、きっと前向きに取り組めます。
お母さんの背中が少し丸くなった。
歩くスピードが少し遅くなった。
以前より疲れやすくなった。
もし、そんな変化に気づいたら、
「歳だから仕方ない」
で終わらせないでください。
まだ元気に動ける今だからこそできることがあります。
介護を遠ざけるためだけではなく、
これからもゴルフを楽しみ、旅行に行き、友達と笑うために。
親の「これからの楽しみ」を守るために、今から身体を整えておく。
それは、娘さんができる大切な親孝行の一つかもしれません。
千葉県習志野市津田沼のJR津田沼駅徒歩8分
高齢者専門 個別ジム グラシア パーソナルトレーナー
青木

