床から立てない高齢者…実は多くの家族が知らない立ち上がりの順番
千葉県習志野市津田沼のJR津田沼駅徒歩8分の場所で、
高齢者専門 個別ジム グラシア パーソナルトレーナーの青木です。
「起き上がれない」
「一度座ると、自分で立てない」
そんな場面に直面すると、思います。
ですが実はその介助、本人の力を弱めてしまう原因になることがあります。
(※危険や安全面は優先してください)
高齢者が床から立てない理由の多くは、筋力不足だけではありません。
正しい“動きの順番”を忘れてしまっていることが大きな原因です。
この順番を取り戻すことで、「立てない」は「立てる」に変わっていきます。
正しい立ち上がりの順番
① 横向きになる
仰向けのまま起き上がろうとすると、お腹や腰に大きな負担がかかります。
まずは膝を軽く曲げて、体を横向きにします。
② 手を使って体を起こす
次に手を床について、上半身を起こします。
腕の力を使うことで、無理なく体を支えられます。
③ 四つん這いになる
体を起こしたら、四つん這いの姿勢になります。
この姿勢は、立ち上がりの中間地点です。
④ 片膝を立てる
四つん這いから片足を前に出し、片膝立ちになります。
この動きで脚の力が使いやすくなります。
⑤ 支えを使って立つ
椅子やテーブルなどにつかまり、ゆっくり立ち上がります。
ここで大切なのは、引っ張らず本人の力で立つことです。
家族がやりがちなNG行動
・腕を引っ張って起こす
・急がせる
これらは転倒やケガのリスクを高めるだけでなく、
「自分でできる力」を奪ってしまいます。
◾️正座ができるようになり、そこから立ち上がれるようになった84歳 男性↓

一番大切なのは“できた”を増やすこと
高齢者の身体は、使わなければどんどん弱くなります。
逆に、少しでも動かせば確実に変わっていきます。
「まだ立てない」ではなく
「今日は横になれた」
「四つん這いまでできた」
その積み重ねが、やがて「一人で立てた」に繋がります。
介護は正解が分からず、不安になるものです。
でも、動きにはちゃんと順番があります。
そしてその順番を支えるのは、家族の声かけです。
「一緒にやろう」
「ゆっくりで大丈夫」
その一言が、もう一度立ち上がる力になります。
小さな一歩でも続けることで、身体は必ず応えてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございます。

