筋肉をつけるって、そもそもどういうこと?

「筋肉をつけましょう。」

最近はテレビでも病院でも、よく耳にする言葉です。

でも、考えてみると不思議ではありませんか。

筋肉をつけると言われても、多くの人は「何をすればいいのか」は分かっても、「何が起きているのか」は意外と知りません。

例えば、スクワットを始めたとします。

一週間続けました。

その一週間で筋肉はついたのでしょうか。

実は、多くの場合はほとんど変わっていません。

では、一か月ならどうでしょう。

少しずつ変化は始まりますが、自分で見て分かるほど筋肉が増える人はほとんどいません。

それなのに、「前より立ち上がるのが楽になった」「歩くのが少し楽になった」と感じる人は少なくありません。

これはなぜでしょうか。

実は、身体は筋肉が増える前に、筋肉を上手に使えるようになるからです。

運動を始めたばかりの頃は、力がないのではありません。

眠っている筋肉を十分に使えていない状態です。

繰り返し身体を動かすことで、脳から筋肉への指令がスムーズになり、「この筋肉はこう使えばいいんだ」と身体が学習していきます。

だから運動を始めて間もない時期は、筋肉が急に増えたから楽になるのではなく、身体の使い方が変わることで変化を感じることが多いのです。

ここまでは、あまり知られていない話かもしれません。

そして、ここからがもっと大切な話です。

身体の使い方が変わると、日常生活そのものが変わり始めます。

立ち上がる時に踏ん張れるようになる。

歩く時のふらつきが少なくなる。

階段の上り下りが楽になる。

疲れにくくなる。

すると自然と、「今日は歩いてみようかな」「少し遠くまで買い物へ行ってみようかな」という気持ちが生まれます。

身体が変わることで行動が変わり、行動が変わることで身体はさらに変わっていきます。

この良い循環ができると、運動は「頑張るもの」ではなく、生活の一部になっていきます。

反対に、自分の身体に合わない運動を続けてしまうと、膝や腰を痛めたり、「やっぱり運動は自分には向いていない」と感じてやめてしまうことも少なくありません。

高齢になるほど、運動は量よりも質が大切です。

何をするか。

どのくらい行うか。

どこを意識して動かすか。

これらが少し変わるだけでも、身体の反応は大きく変わります。

だからこそ、「筋肉をつける」という一言だけでは足りないのです。

本当に大切なのは、その人の身体に合った方法で、安全に、そして続けられる形で身体を変えていくことです。

当店では、ただ運動をお伝えするだけではありません。

まずは身体の状態や動きを確認し、「なぜ動きにくいのか」「どこを改善すればもっと楽に動けるのか」を一緒に整理したうえで、その方に合った運動をご提案しています。

「運動した方がいいのは分かっているけれど、何から始めればいいか分からない。」

「自己流で続けているけれど、本当にこれで合っているのか不安。」

そんな方こそ、一度ご相談ください。

身体は、やみくもに鍛えるよりも、正しく使えるようになることで大きく変わります。

これから先も旅行や趣味を楽しみ、自分の足で好きな場所へ出かけられる身体を維持したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

千葉県習志野市津田沼のJR津田沼駅徒歩8分

高齢者専門 個別ジム グラシア