母の「大丈夫」を信じすぎた私の失敗

千葉県習志野市津田沼のJR津田沼駅徒歩10分以内の場所で、

高齢者専門 個別ジム グラシア パーソナルトレーナーの青木です。

今回は、56歳女性からご相談がありました。

(ご本人の断定を防ぐため、ストーリーでお伝え致します。ご了承くださいませ。)


1、「私はまだ大丈夫だから」

「私はまだ大丈夫だから」

母はそう言って、何でも自分でやろうとする人でした。

90歳になっても、その口ぐせは変わりませんでした。

56歳の私は、その言葉にどこか安心していたのだと思います。

「まだ介護なんて先の話」

そう思い込んでいました。

でも今振り返ると、あの「大丈夫」は本当の大丈夫ではありませんでした。

少し前から、

違和感はあったんです。

立ち上がる時に時間がかかるようになったこと。

歩くスピードが遅くなったこと。

外に出る回数が減っていたこと。

でも母は必ずこう言うのです。

「年だから仕方ないよ」

「大丈夫、大丈夫」

私はそれ以上、踏み込めませんでした。

無理に何かを勧めるのはかわいそうだと思ったし、

何より「まだ大丈夫」という言葉を信じたかったのかもしれません。

2、転んだことがきっかけに、、、

そんなある日、母が家の中で転びました。

幸い大きなケガはありませんでしたが、その日を境に一気に状況は変わりました。

「怖いから歩きたくない」

そう言って、動くことが減り、足腰はどんどん弱っていきました。

気づいた時には、立ち上がることさえ大変になっていたのです。

あの時、強くでもいいから一緒に運動していれば。

手すりをつけていれば。

もっと早く気づいていれば。

後悔ばかりが浮かびました。

でも一番の後悔は、

母の「大丈夫」を、そのまま受け取ってしまったことです。

本当は、不安もあったはず。

できなくなっていることに、本人が一番気づいていたはず。

3、1番の後悔

それでも「大丈夫」と言うのは、

迷惑をかけたくない気持ちや、

自分はまだできると思いたい気持ちがあったからだと思います。

だからこそ、家族が気づいてあげなければいけなかった。

「大丈夫?」ではなく、

「一緒にやってみようか」

「少し楽になる方法、試してみよう」

そんな声かけができていたら、未来は少し違ったかもしれません。

◾️今も通ってくださっている90歳 女性(寝たきり1歩手前から今では自宅を杖なし歩行ができるように)

◾️気づいた今

今、私は考え方を変えました。

母の言葉を

そのまま信じるのではなく、

「言葉の奥にある気持ち」を考えるようにしています。

そして、

できることは早めに一緒にやる。

小さな変化を見逃さない。

一人で抱え込まない。

もしこの記事を読んでいる

あなたのご家族が、

「まだ大丈夫」と言っているなら、少しだけ立ち止まってみてください。

それは本当に大丈夫でしょうか。

あの頃の私に言いたいです。

「その言葉を、信じすぎないで」と。

そして今のあなたには、

こう伝えたい。

気づいた今が、一番早いタイミングです。

最後までお読みいただきありがとうございます。